『つる』こと。 ③体幹トレーニング時
- bodyworkball
- 2023年4月10日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年4月21日
当方の経験に基づく独自見解です。内容についてのご判断はご自身でお願いします。
さて。当教室では効果のために、なんと皆さんにどんどん『つって』いただくトレーニングを提供いたしております❤
「なにそれ?そんなの体に良いハズないじゃん?」と思われた方!お手数ですが宜しければ前の記事をご覧になってみていただけませんか?そうすれば『つる』そのものは悪ではなく、マイナスをプラスに転じさせられる瞬間なのかも?…という気もなんとな〜くしてきませんでしょうか〜?
そう!今回はトレーニング目的での『つり』についてです。これを利用すれば、しばらく冬眠状態だった筋肉にも以前のような力をきっと取り戻せる!と我々は考えています😁
でもどうしてトレーニングでの『つり』だけ他と違ってそんな都合良い結果が得られるの?ということも含め、これからまた勝手な独自見解を述べさせていただこうと思います🙋
体幹トレーニング時の『つり』〜冬眠箇所をわざわざ叩き起す!〜
では早速 、ケースによっての効果の違い を比較していきましょう!
でもその前に再度『つり』そのものについてのおさらいを。
『つり』= 疲労(萎縮・老化)の筋肉付近で動き(弾力性・若返り)を生じさせようとすると、瞬間的に疲労方向に引き戻そうとしてしまう反応
… と、いう感じでしょうか。
ちょっとここで、ただでさえゴチャゴチャしている話の内容と、私自身のアタマも整理も兼ねて…状況ごとの筋肉の変化にムリヤリ『数値』を当てはめて説明させていただいてみることにします😅
(「見える化」のつもり…)
・平常時の筋肉の状態『0』
・疲労・老化具合に応じての『マイナス』
・無意識下での動き『+5』
・意図的な動き『+10』
・で、運動レベルがとにかく『プラス』へ向かい始める瞬間に『つる』!
…ということにしてください🙏
まずは「就寝時のつり」&「激しいスポーツ時のつり」の場合…
・ 就寝前 0
睡りに落ちていくと −5
目覚め始め +5 ←『つり』発生
…合計 0
・スポーツ前 0
ハードな負荷連続で −10
不屈の闘志で +10 ←『つり』発生
…合計 0
…目覚め時なんて寝ぼけて+5 も動けないんじゃない?とか、アスリートなら+10以上パワー出るんじゃない?(←そのケースも実はアリ)等々、正直ツッコミどころ満載のたとえですが、とりあえずなんとなくイメージいただけるだけで結構です😅
つまり、何が言いたいかって言うと、上の2つの例はどちらも 一旦マイナスに向いてから、プラスに戻ろうとしている 、 ということ。
では、体幹のトレーニングでわざと『つらせる』場合は…?
・トレーニング前 0
ストレッチ等で +10 ←『つり』発生
…合計 +10
合計が +10 !!
なんと、最終的な筋肉の運動レベルがアップしているー🙌🙌🙌
そう、先の2つと比べ明らかに違う点は「マイナスへ向かっていない状態から、ただプラスを上乗せしただけ」という、何ともお得感いっぱいな現象!というところ。
でも実はコレ、今たまたまマイナスへ現在進行形じゃなかった、っていうだけ。一見何も悪さしていないように見えたのは、単に冬眠してたから。そう、こういった箇所が実は本人さえ気づかないうちに慢性的に身体を歪ませたり浮腫ませたりさせている真犯人!…すでに動きを失いかけた、ちょっと残念な箇所なのです💦
体幹トレーニングでは、大人になるにつれ勝手に増加していくこの動きの悪い箇所を見付けては、その付近の伸びが得意な筋肉を使って何とかわざわざプラス方向へと誘導できないかと試みるのです!
でもそんな器用なこと、そう簡単に出来るものなのー??
結論、諦めなければ、できる可能性大だと思っております!実際有難いことに、沢山のお客様の身体からそんな若返りの様子を拝見させていただけております。
『インナーマッスル=体幹』はアウターの筋肉に比べ、圧倒的に伸びるのが得意な筋肉なので、このインナーを意図的に操作出来るようになればきっとどなたでも意図的に『つり』を起こせるようになります!
そう!これぞまさに『つってオメデトウー!』🙌🙌🙌
…と、ここまで『つり』の3つのパターンについてご覧いただきました。
最初の2つの例と最後の1つでは、『つり』の性質においてそんな違いがあるんだ、とお察しいただければと思います。
さて次回。ここからがやっと皆さんが知りたかった本題になってくるかと思います。
『つったら、どうしたらいいの?』
『そもそもつらないようにはできないの?』
色々なケースでの『つり』があるのは分かった、でも実際つったら痛いし、それって若返りなの?どう対処したらいいの?
ここからは、それぞれのお考え・意志によって、『つり』への対処や向き合い方の選択が分かれるところかと思います。
ではまた次の記事で、皆さんそれぞれにとっての『つり』との向き合い方を一緒に考えていけたら、と思います😉
↓一目瞭然!? 老化筋と若い筋肉の弾力の違い…
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