『つる』こと。 ②スポーツ中(サッカー、長距離走など)
- bodyworkball
- 2023年4月9日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年4月21日
当方の経験に基づく独自見解です。内容についてのご判断はご自身でお願いします。
さて。先述のとおり、確かに加齢と共に増加しやすい『つり』現象ではありますが、身近でこのような話に聞き覚えは無いでしょうか?
『うちの子、先日サッカーの試合中にどうやら足がつったらしくて…』
『マラソンは好きなんだけど、後半よく足つっちゃうんだよね…』
このように、老化していないはずの若い世代、中でも今回は アスリート・選手 で起こる『つり』について、これまた独自見解で掘り下げていきたいと思います🙋
ハードな運動時の『つり』 〜限界に挑み続けるアスリートの勲章?!〜
ところで突然ですが、この地球上には重力という仕組みがあります。全てのモノは繰り返し重みを受け続けると、通常はそのたびにどんど圧縮されていきます。これは筋肉も同様、走り続けたり、強い力で踏ん張ろうとするなど重力下での圧縮を受け続けると、どうしてもいつもの弾力は保てなくなり、いわゆる疲労状態になってしまいます。
さて、そこでアスリート。普通の人なら到底走り続ける事も出来ない距離や時間でも、勝利に向かって強い心で挑み続け、その勇姿は我々にいつも沢山の感動をもたらしてくれます✨
もちろん普段から訓練している彼らなので肉体も精神も通常のプレー程度で折れることはないのでしょうが、本番では時として予想外の展開が待ち受けていることも…散々活躍した後にチーム誰かの戦力分まで肩代わりすることになったり、一人の選手に突然大勢で仕掛けてきたり、何かのトラブルで給水し損ねたり…(脱水も筋疲労に影響します。詳しくは後日…)
そう。アスリートは、たとえ逆境が重なり、常人では決して耐えられないような疲労や負荷を負わされたとしても、それを凌ぐ闘志で奮い立っていきますよね。
もうご想像いただけたでしょうか?つまり彼らは 筋肉疲労=強い萎縮反応を宿したとしても、それを動かし得るだけの技術や精神を持ち備えているのです!
そう、つまりこれで 萎縮反応 vs 動的反応 の構図が完成、これがおそらくハードな運動時の『つり』なのでは?と私は思うのです。
恐らく普通の人なら、これ程の疲労を撥ね退けることはできないでしょうから、私は常々この『つり』はまさに限界に挑み続けるアスリートの勲章なんじゃないかな?すごいなぁ!と思っているのです😉
今回のケースの、感動的なスポーツシーンにおける『つり』も、やはり 萎縮 vs 動的反応 というそれぞれが相容れない性質の反発によるものという推測でした。
…それは分かったけど、ではもしそうなった場合どうしたらいいの?という疑問については、次の事例の後に改めてお伝えさせていただくつもりですので少々お待ちくださいませ🙋
さて!次回3番目の事例はいよいよ体幹トレーニング下での『つり』です!
ウフフ…これで当教室名物『つった😭』=『オメデトウ🙌』の謎が明らかにぃ〜!笑
↓萎縮筋が出来ていく仕組みと、羊毛フェルトの作り方、似ているなー、と思って。最初フワフワなのに、衝撃の連続(この場合ブスブス刺すだけど)で、どんどん固くなる。そしてそうなったら普通はフワフワに戻らない。シビア。笑
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